お金を使わない方法は?節約して浮いたお金で貯金と投資を始めよう
公開日:お金を使わずに生活するためには、節約意識を持つことが効果的です。節約を成功に導くポイントをチェックしましょう。またお金をかけなくてもできる趣味があれば、楽しみながら節約することが可能です。浮いたお金で貯金や投資をする方法も紹介します。
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お金は使わないと意味がない?
経済の循環を考えると、お金を使うことは重要です。ただし使い過ぎれば手持ちの資金がなくなってしまいます。
お金を使うことと同じくらい、お金を使わないことも重要です。
お金を使わないメリット、デメリット
余計なお金を使わない習慣が身に付くと、余ったお金を貯金に回すこともできます。貯金残高がどんどん増えていくことで、達成感を得られるでしょう。
またお金を無駄にしないためにも、今持っているものを大切に使うようになり、手入れや修理をしながら、何年も使い続けられます。
ただし、友人と遊ぶときに節約し過ぎると、「ケチケチしていて楽しめない」と思わせてしまうかもしれません。食費を切り詰め過ぎることで、健康に影響が出る可能性もあります。
有意義に使うため不要なものには使わない
デメリットを見て分かるとおり、お金を過度に使わないようにすると、人間関係にも健康にも悪影響を及ぼしかねません。だからといって何も気にせず使うのも、無駄遣いにつながるNG行動です。
適切なバランスでお金を使うには、『有意義』な使い方を意識しましょう。例えば本当に欲しいものであれば高額であってもよく考えて買う、特に欲しくないものであればセール価格になっていても買わない、といったようにするなどです。
有意義にお金を使えているか考える際には、購入する理由に注目します。もし『安いから』という理由で買おうとしているなら、購入後に本当に使うのか、不要なものではないのか一度考え直すのが有効です。無駄遣いをなくすことで、お金を有意義に使えます。
お金が貯まる!節約のポイント3つ
不要なものにお金を使わないようにするには、節約に取り組むのも有効な方法です。効果的に節約をするなら、『現状把握』『固定費の見直し』『NMD(ノーマネーデー)』を意識しましょう。
家計簿をつけて現状把握
節約に取り組むにあたり、まずは現状把握から始めます。毎月いくら収入があり、そのうちいくらを何に使っているか把握しなければ、無駄遣いをなくす取り組みができないからです。
現状把握のためには『家計簿』を作成することも良いでしょう。ノートに手書きで記録していく方法はもちろん、スマホアプリを活用するのも便利です。
家計簿アプリの中でも、銀行口座やクレジットカードと連携できるタイプなら、入力の手間が省けます。自動で買い物や生活費の引き落とし状況が集計されるため、手間をかけずに現状を把握できます。
節約は固定費から始める
家計の現状が分かったら、次に取り組むのは固定費の見直しです。家賃、スマホ料金、インターネット料金、サブスクリプションサービス(サブスクサービス/定額制サービス)の月額料金などが代表的な固定費です。
例えばスマホ料金であれば、大手携帯キャリアから格安SIMへの乗り換えで、1カ月に数千円の節約が可能なケースもあります。なんとなく契約しているサブスクサービスを、本当に必要なものだけに絞るのも有効です。
契約変更や解約などの手間はかかりますが、その後は節約効果がずっと続きます。
固定費の見直しができたら、次に節約するのは変動費です。取り組みやすい、食費から始めるとよいでしょう。外食が多い人は自炊をするように心掛け、自宅で食事をするだけでも食費を下げられます。
お金を使わない日を作る
お金を使わない日(NMD=ノーマネーデー)を作るのも、有効な取り組みです。買い物の回数が減り、使うお金を減らせます。またどのような買い物をしがちか、買い物の癖を把握するのにも役立つ方法です。
NMDは週1回から始めると手軽にできます。外出している日はお金を使いがちなため、1日中家にいる休日に設定すると始めやすいでしょう。
持ち歩くお金を、必要最低限な現金だけにすると、NMDなのについ買い物をしてしまったという事態を避けやすいかもしれません。
お金のかからない趣味で節約
節約ばかり意識していると、何も楽しめないと感じる人もいるかもしれません。そのような場合におすすめなのが、お金を使わずに楽しめる趣味です。無料やわずかな出費で取り組める趣味があれば、節約しながらでも生活に張り合いや潤いが生まれます。
インドア派には映画、ドラマ鑑賞
休日は自宅で過ごすのが好きという人には、『映画鑑賞』や『ドラマ鑑賞』も良いかもしれません。月額制のストリーミング動画配信サービスなら、月額2,000円以内で利用できるサービスがたくさんあります。
テレビの見逃し配信を利用してもよいでしょう。見逃し配信なら無料で見られるコンテンツもあります。
お菓子や飲み物をあらかじめ用意し、映画やドラマに集中できる環境を整えれば、自宅で映画館気分を味わえます。
健康維持にも役立つヨガ、筋トレ
運動不足が気になるなら、『ヨガ』や『筋トレ』に取り組むのもよいでしょう。教室やジムに通うのはお金がかかりますが、自宅で動画を見ながら取り組むなら費用はほぼかかりません。
自宅で行うなら、おしゃれなスポーツウエアを用意する必要もありません。動きやすい服があればすぐに始められます。手軽な上、運動不足が解消されて美容や健康に役立つ趣味です。
家計にもプラス!懸賞、ポイ活
『懸賞』や『ポイ活』なら、コツコツ取り組みながら家計にもプラスになります。
食品や日用品の懸賞には、当選人数が多いものも多くありますし、自分では選ばない商品を試せるかもしれないという楽しさもあります。
ポイントサイトを活用したポイ活では、貯めたポイントを共通ポイントや商品券に換えられるものもあります。ミニゲームやアンケートへの回答だけでポイントを獲得できるものもあるので、隙間時間を利用して手軽にポイントを貯められるでしょう。
貯めたポイントを賢く使えば、ちょっとした贅沢もできます。
浮いたお金は貯金や投資へ
節約の仕組み作りを行い、お金のかからない趣味を楽しんでいると、以前よりお金に余裕ができるはずです。浮いたお金は貯金に回すのもよいですし、積み立て投資を始めてもよいでしょう。
目標金額に向けて貯金する
お金を有意義に使うには、目標を決めて貯蓄するのがおすすめです。例えば10年後にマンションを買うための頭金300万円を貯めたいなら、1年に30万円・1カ月に2万5,000円ずつ貯蓄します。
具体的にどのくらいの貯蓄をいつまで続ければよいのか目標を定めていると、達成感を得やすく貯蓄する習慣を継続しやすいでしょう。
まずは生活防衛資金として、生活費の3~6カ月分の貯蓄を目指すのもおすすめです。生活防衛資金があれば、暮らしの安心感が高まります。
「トラノコ」で毎月一定額をコツコツ投資
貯蓄に取り組んでいても、低金利が続く状況下では積極的に増やせません。そこでおすすめなのが投資です。毎月一定の金額を買い増していく『積み立て投資』なら、リスクを抑えつつ投資に取り組めます。
例えば月1,000円というように少額から投資に取り組めるため、始めるタイミングでまとまった資金を用意する必要がないのも魅力です。手軽に始めるなら、投資アプリ『トラノコ』を活用するのも良いでしょう。
トラノコには投資を続けやすいような仕組みが備わっており、歩くだけで投資に使えるポイントが貯まる「マネーステップ」や、サービスを利用することでポイントが貯まるポイ活機能もあります。
世界中の株式・債券・不動産などで運用している投資信託で、積み立て投資に取り組めます。トラノコで用意している投資信託はリスクの異なる3種類のみのため、初心者でも選びやすいのが特徴です。
まとめ
お金は、本当に必要なものや欲しいものに使えるよう、不要なものに使わないよう普段から心掛けることがポイントです。
不要なものにお金を使っていないか確認するためにも、まずは家計簿をつけ現状把握から始めます。その上で固定費の見直しを行い、変動費の節約も意識しましょう。またお金を使わない趣味を見つければ、楽しみながら節約できます。
浮いたお金は貯蓄をするほか、積み立て投資にも取り組むと効果的に増やせるかもしれません。