トラの知恵

いくつ知っている?お金に関する雑学、豆知識、日常生活に役立つお得ワザを紹介!

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お金は私たちの生活に不可欠なものですが、「円やドルの由来」など、意外と知らないことも多いのではないでしょうか。今回は、思わず人に話したくなるようなお金の雑学・豆知識・お得ワザを紹介します。いくつ知っているか、ぜひチェックしてみてください。

日本と世界 のお金に関する雑学・豆知識10選

まずは、日本と世界のお金に関する雑学・豆知識について見ていきましょう。

①日本のお金の単位である「円」の由来は?

「円」は、1891年(明治4年)に制定された「新貨条例」によって、日本のお金の単位として正式に採用されました。円の由来はさまざまな説がありますが、次の2つが有力だと言われています。

  • 硬貨は形が丸いから
  • 当時中国で流通していた銀貨に「円」という単位が使われていたから

ただし、当時の資料がないため、はっきりとしたことは不明です。

②日本で最初の貨幣は?

日本で最初の貨幣は、7世紀後半に作られた銅銭の「富本銭(ふほんせん)」です。当時は律令に基づく中央集権国家の建設を目指しており、中国の銭貨を手本に作られました。

以前は、708年に発行された「和同開珎(わどうかいちん・わどうかいほう)」が日本最古の貨幣と考えられていました。しかし、平成10年に奈良県の飛鳥池遺跡から富本銭が見つかったことで、和同開珎よりも古い貨幣があることが明らかになりました。

③日本最古の紙幣は?

日本最古の紙幣は、1600年頃に伊勢山田地方(現在の三重県伊勢市)で発行された「山田羽書(やまだはがき)」だと言われています。

当時、関西地域では大型の貨幣が使われていましたが、かさむ上に重くて不便なものでした。そこで、伊勢山田の商人が貨幣の代わりとして紙に金額を書き、預かり手形として発行するようになったのが始まりと考えられています。

④日本で最も大きいお札・小さいお札は?

日本で製造・発行されたお札で最も大きいものは、1981年(明治24年)に発行された「改造百円券」です。藤原鎌足が描かれており、大きさは縦130㎜、横210㎜です。現行の一万円札より縦横ともに50㎜ほど大きく、A4サイズの半分ほどの大きさとなっています。

日本で最も小さいお札は、1948年(昭和23年)に発行された「A五銭券」です。梅の花が描かれており、大きさは縦48㎜、横94㎜です。戦後すぐに発行されたこともあって、記号だけが表記されており、透かしもありませんでした。

⑤お札はどこで作られている?

普段使っているお札は、正式には「日本銀行券」といいます。日本銀行券は、独立行政法人国立印刷局で作られています。一万円札などのお札をよく見ると、「国立印刷局製造」と書かれていることが確認できるでしょう。

1877年(明治10年)の国立銀行券から現在の日本銀行券まで、用紙、印刷ともに国立印刷局が一貫して作っています。

⑥お金の寿命はどれぐらい?

お札の平均寿命は、一万円札が4~5年程度です。つり銭などでやり取りされることが多い五千円札と千円札は傷みやすいため、1~2年程度となっています。汚損などで再流通できないお札は、日本銀行の本店または支店で細かく裁断されます。

貨幣(硬貨)は、法律でその貨幣の流通が停止される、または傷んで回収される以外は半永久的に使われます。通常は、おおよそ30年ぐらいで汚れが目立つようになります。変形や変色、摩耗により再使用不可能と判断されると、製造元の造幣局で素材別に鋳潰され、再び貨幣の材料となります。

⑦お札に描かれる人物はどうやって選ばれる?

お札に肖像として描かれる人物は、財務省、日本銀行、国立印刷局の三者で協議し、最終的には財務大臣が決定します。特別な制約はありませんが、おおよそ次のような理由で選定されるようです。

  • 日本を代表する人物であること(業績があって知名度が高いなど)
  • 簡単に複製できず、人の目をひく特徴の顔であること(偽造防止の観点から)

ちなみに、今まで最も多くお札の肖像に登場した人物は聖徳太子で、7種類のお札に採用されています。

⑧貨幣には年号があるのにお札にはないのはなぜ?

500円玉や100円玉などの貨幣には、製造された年の年号が書かれています。しかし、お札には年号はなく、記号のみが記載されています。お札は記番号で製造時期がわかるようになっているからです。

⑨多くの国で使われている「ドル」の由来は?

ドルの由来は、16世紀にヨーロッパで発見された銀山で作られた「ターレル」という銀貨にあります。

ターレルは良質な銀貨でヨーロッパ各国に広まっていき、スペインでは「ドレラ」と呼ばれるようになりました。そのドレラがアメリカでも銀貨の呼び名として使われるようになり、「ドル」になったと言われています。

⑩世界で最も大きい貨幣は?

世界で最も大きい貨幣は、ミクロネシア・ヤップ島の「フェイ」と呼ばれる石貨です。大きさはさまざまですが、大きいものは直径3.6mに達すると言われています。

フェイは大きくて重いため、所有権を移転させる場合は取引を記録し、実際に移動させることはほとんどないようです。なお、現在ヤップ島では米ドルが日常的に使用されています。

日常生活で役立つお金の雑学・お得ワザ5選

次に、知っておくと日常生活で役立つお金の雑学・お得ワザを紹介します。

①破ってしまったお札は使える?

破れているお札や汚損などで使えなくなったお札は、日本銀行の本支店などで新しいお札と交換できます。交換の基準は、法律で次のように定められています。

  • 全体の2/3以上が残っている場合:額面全額
  • 全体の2/5以上2/3未満が残っている場合:額面の半額
  • 全体の2/5未満しか残っていない場合:交換できない

誤ってお札を破ってしまった場合は、日本銀行の本支店や都市銀行などの民間金融機関に相談しましょう。

②昔のお金は使える?

すべてではありませんが、現在発行されていないお金でも使えるものがあります。2023年12月現在、お札は「旧壱円券(明治18年発行)」など18種類、貨幣(硬貨)は「5円黄銅貨(昭和23年発行)」など9種類が使用可能です。

昔のお金が見つかったら、財務省のホームページで使えるかどうかを確認しましょう。

参考:財務省|昔のお金は使えますか

③お金は一度に何枚まで使える?

お札は法律で「無制限に通用する」と定められており、使える枚数に制限はありません。

一方、貨幣は20枚までは支払いに使ってよいことになっています。貨幣はあまりに枚数が多いと保管や計算などに手間がかかるため、法律で上限が設けられています。ただし、相手から了解を得られれば20枚を超えても問題ありません。

④お金は普通郵便で送ってもいい?

「遠方に住んでいる家族にお祝いやお年玉を渡す」などの理由で、お金を送ることもあるでしょう。

お金を普通郵便で送ることは、法律で禁止されています。銀行振込ではなく、お金を直接送る場合は「現金書留」を利用する必要があります。郵便料金を免れるために、意図的に普通郵便でお金を送ると、罰金を科せられる恐れがあるので注意しましょう。

⑤銀行が破綻したら預けているお金はどうなる?

万が一銀行が破綻した場合、預けているお金は「預金保険制度」によって一定額までは保護されます。

定期預金や普通預金は、1金融機関につき預金者1人あたり元本1,000万円までとその利息が保護対象です。1,000万円を超える部分は、破綻した銀行の財産状況によっては支払われない可能性があります。

定期預金や普通預金にお金を預けるときは、1金融機関につき1,000万円までにしておくと安心といえます。なお、外貨預金は預金保護制度の対象外なので注意しましょう。

 

投資に関する雑学

ここでは、投資に関する雑学を紹介します。資産運用に取り組む場合は、ぜひ押さえておきましょう。

毎月1万円を20年間投資するとどうなる?

金融庁の資料から、20年間毎月1万円を投資した場合のシミュレーション結果を紹介します。

【2000年から20年間毎月1万円投資した場合(元本240万円)の運用成果】

  • 全世界株式(MSCI ACWIグロス):624万円
  • 日本株式(日経平均):503万円

出典:金融庁|つみたてNISA早わかりガイドブック

20年間で全世界株式は約2.6倍、日本株式は約2.1倍に増えました。資産・地域を分散した積立投資を長期間続けて、複利効果を得られたことが安定運用につながったと考えられます。

複利効果とは、投資の利益を元本に組み入れる複利運用を続けることで資産の増え方が大きくなっていく効果のことです。複利運用の効果を知りたいときは、お金が2倍になるまでの期間が簡単にわかる「72の法則」が便利です。

【72の法則の計算式】

72÷金利(%)=お金が2倍に増える年数

例えば、利回り5%で複利運用する場合は「72÷5=14.4」となり、元本が2倍になるまでに約14年必要であることがわかります。運用方針や資金計画を立てる際に活用するといいでしょう。

まとめ

今回はお金に関する雑学・豆知識・お得ワザを紹介しましたが、知っているものはいくつあったでしょうか。楽しく学ぶことによって、お金に対する苦手意識が解消されたり、お金の使い方を見直したりするきっかけになるかもしれません。

「おもしろい」と感じた雑学・豆知識があれば、家族や友人など周囲の人に話してみてはいかがでしょうか。

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