資産形成の意味を知り、将来に備えよう。始め方やポイントをチェック
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※この記事は2021年12月3日時点の内容となります。最新のNISAに関してはこちらの記事をご参照ください。
資産形成に関心を持ちつつ、「何から始めればよいのだろう」と悩んでしまう人も少なくありません。具体的な始め方や目標資産額の考え方など、あらかじめ知っておきたいポイントを整理していきましょう。資産形成におすすめのアプリも紹介します。
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現代日本で注目される「資産形成」
先行きが不透明な現代社会を自分らしく自由に生きていくためには、個人の資産を持ち、増やしていくことがとても大切です。
そのファーストステップとなる資産形成について、定義や始めるメリット・スタートしたいタイミングなど、必要な情報を見ていきましょう。
一から資産を増やすこと
『資産形成』という言葉を聞いて、資産運用とは何が違うのかと疑問に感じたことはありませんか?
資産運用が『すでにある資産を運用で増やしていくこと』であるのに対し、資産形成は『一から資産を増やすこと』です。
現時点でまとまった資産がない人が、資産を増やす目的で起こす行動(資産運用の前段階)が資産形成といえるでしょう。
具体的な資産形成の手段としては、節約や貯蓄・投資などが挙げられます。まずは資産形成を行い、ある程度のまとまった資産ができたらそれを運用に回すというのが、効率的に資産を増やすための一般的なステップです。
老後資金だけでなく人生の選択肢を増やせる
「せめて老後に必要なお金だけでも用意したい」そんな思いをきっかけに、資産形成について考え始めた人は多いのではないでしょうか?
しかし資産形成をすることで得られるメリットは、老後資金づくりだけではありません。
資産形成を始めると、まずお金に対する考え方が変わります。自分に必要な資金の額やお金の価値を見直すことにより、これまで以上に上手にお金と付き合えるようになるでしょう。
実際にまとまった資産が用意できると、心に大きな余裕が生まれるのも資産形成を始めるメリットです。人によっては早期リタイヤすら視野に入ってくるかもしれません。
人生の選択肢を増やし、より自分らしく充実した人生を歩む上で、資産形成は大きな意味を持つ行動です。
資産形成を始める時期
将来的により大きな資産を用意したいと考えているなら、資産形成はできる限り早く始めるのがおすすめです。
早く始めれば始めるほど、『複利効果』によってより大きく効率的な資産形成ができるからです。
『複利』とは得た利益を元本に上乗せして更に運用していくことで、元本だけを運用し、利益は都度受け取る『単利』に比べて利益の増え幅が大きくなります。
早く始めて運用期間を延ばせば、複利効果が得やすくなり大きな資産の形成も目指せるのです。
「資産形成を始めたい」と思い立ったなら、まさにその瞬間こそが始め時といえそうです。
資産形成の始め方
思い立ったときが資産形成をスタートするタイミングとはいえ、始め方が分からない人もいるでしょう。今ある資金を育てていくには、紹介する2ステップで進めるのが基本です。
運用資金を作る
資産形成を始めるにあたり、「早く大きなお金にするためにも、できるだけたくさんの運用資金を用意しよう」と考える人もいるかもしれません。しかし先走るのは避けましょう。
仮に生活資金が圧迫されるほど資産形成にお金を注ぎ込んでしまうと、急にまとまったお金が必要になる・働けない状態になるなど突発的なトラブルに対処できません。
万が一の事態に備えるためにも、差し当たっての生活に支障が出ないよう、生活防衛資金を用意した上で資産形成を始めるのが賢明です。
おおよそ3カ月分の生活費を生活防衛資金として用意しておくと、いざというときのリスクを最小限に抑えられます。
たまった資産を運用する
デフレから脱却してインフレが進んだ場合、物価が上がり貨幣の価値は下がります。将来的に現金の価値が低くなったとき、ためはじめた当時は買えたものが買えなくなっている可能性があるのです。
また日本の銀行は非常に低金利で、定期預金に預け入れても受け取れる利息はほんのわずかでしょう。ある程度のお金がたまったからといって、そのまま眠らせておくのは得策ではありません。
「投資の知識がないし、運用というとハードルが高い」という人におすすめなのが、資産運用の第一歩として人気の高い『投資信託』です。投資信託は資金を投資の専門家に預け、自分に代わって株・債券などを運用をしてもらう投資方法です。
個別銘柄を取引する投資と違い、売買のタイミングや証券の発行元の国・企業の動向を詳しくリサーチする必要がありません。
間接的な投資先が分けられてリスクの分散ができる、少額から始められるといったメリットもあります。投資である以上は元手が減る可能性もありますが、リスク管理がしにくい株やFXよりは初心者向けでしょう。
形成する資産額の考え方とポイント
いざ老後に向けて資産形成を始めるとなると、「どれくらいの資産を目指せばいいんだろう」と悩んでしまう人もいるのではないでしょうか?形成する資産額を導き出すにあたり、意識したい考え方とポイントを紹介します。
老後の必要金額を参考に目標を立てる
2020年に総務省が行った『家計調査』によると、世帯主が60歳以上(2人以上の世帯)における1カ月あたりの消費支出額の平均は約25万円です。
世帯主が65歳以上では約24万円・70歳以上では約23万円と、いずれも20万円を切っていません。
生命保険文化センターが18〜69歳の男女を対象に行なった調査でも、夫婦2人に必要な最低生活費として、最も多い29.4%の人が『20〜25万円未満』と回答しています。
生活に必要なお金の総額はその人の生活水準によって大きく違いますが、『月20万円以上』が一つの目安になるでしょう。
生活費をベースにリタイア後の必要資金を出し、年金や不動産所得などで得られる収入を引けば現役のうちに形成したい資産の額が分かります。
参考:令和元年 度生活保障に関する調査│公益財団法人 生命保険文化センター
参考:家計調査 家計収支編 二人以上の世帯 年報 年次 2020年 | ファイル | 統計データを探す | 政府統計の総合窓口
まずはつみたてNISAを活用しよう
資産形成の第一歩として、ぜひ活用したいのが非課税での積立投資ができる『つみたてNISA』です。
一般的な投資の場合、得た利益に対しおよそ20%の税金がかかります。しかし『つみたてNISAの』の専用口座で積立をすると、年間40万円(総額800万円)まで、購入年を含む20年間は税金がかかりません。
具体的な投資額が決められないという人も、「まずは非課税の枠内で」と決めてしまえば気楽に始められるでしょう。
対象となる商品が分散投資や長期の積立向けの投資信託と限定されている・『一般NISA』との併用はできないなどの注意点はありますが、少額から始めるなら一つの選択肢です。
※なお、2024年1月から新NISA制度が始まり、「つみたてNISA」の名称は「つみたて投資枠」へ、非課税の年間投資上限額が年120万円となり、非課税保有期間も無期限となりました。
貯金が苦手な人はトラノコを使ってみよう
「資産形成を始めたいけれど、そもそも元手となる貯金がない」そんな人におすすめなのが、投資アプリの『トラノコ』です。投資初心者にも向く理由や魅力を押さえ、資産形成の第一歩に活用しましょう。
おつりで資産運用が始められる
資産形成を始める際の運用資金には、多くの場合貯金が使われます。
ただ、誰もが運用資金として十分な貯金を持っているわけではありません。収入金額や必要な支出・ライフスタイルがそれぞれ違っている以上、貯金ができる人・できない人がいるのはある意味当然のことといえるでしょう。
その点『トラノコ』は、『日常のお買い物で出たおつりを資産運用に回す』という仕組みで、無理をしてお金を用意する必要がありません。
ストレスなく資産運用が始められるのは、投資初心者にとってうれしいポイントといえるでしょう。投資の対象となる金融商品は、トラノコ独自のファンド(投資信託)です。
ポイントを使って0円投資もできる
現金ではなくポイントを使った0円投資ができるのも、トラノコが持つ魅力の一つです。
0円投資とは現金を使わず、買い物やサービスの利用によって付与されたポイントやマイルを商品の購入に回す投資のことです。
利用できるポイントは『nanacoポイント』『ANAマイル』など数多く、今後も提携ポイントが増えていく予定があるため、より自分のライフスタイルに合った投資ができるでしょう。
現金を使わずに投資を始められるのは、資産運用に対する不安がいまいち拭い去れないという人にとっても、大きな安心ポイントとなるはずです。
状況に合わせてリスク許容度を選べる
資産形成を始めるにあたり、考えておく必要があるのが『リスク許容度』です。
リスク許容度とは、『どれくらいのリスクに耐えられるか』の度合いを指します。リスク許容度が低ければローリスク・ローリターン、高ければハイリスク・ハイリターンの運用をするのがセオリーです。
損失が大きくなる可能性を抑えて堅実に資金を増やしたい人には、リターンもリスクも小さい運用が向いています。
トラノコではユーザーのリスク許容度に応じて、安定重視の『小トラ』・バランス重視の『中トラ』・リターン重視の『大トラ』という三つのファンドがあらかじめ用意されています。
自分のリスク許容度に合わせたファンドを選ぶことで、投資経験が少ない人でも目指す運用結果に近づけられるでしょう。
まとめ
「あまり貯金がなくて老後の資金が不安」「もっと資産を増やしたい」というとき、ぜひ検討したいのが資産を一から増やす『資産形成』です。
まずは目標となる金額を決め、さらに『つみたてNISA』をはじめとする税金優遇制度を利用することで、効率的かつリスクを抑えて資産を増やせるでしょう。
そもそも運用する貯金がない・投資は不慣れで不安という場合は、おつりやポイントで投資ができるアプリ『トラノコ』の利用を検討してみるのもおすすめです。
自分に合った資産形成方法を活用し、リタイア後もお金の不安を感じずに生きられる未来を目指しましょう。