用語集
アクティブ運用
ファンド・マネジャーが独自の調査・分析に基づいて戦略的に投資対象や組入比率、売買のタイミングの判断を行うことで、運用収益を狙う運用手法をアクティブ運用といいます。
アセット・アロケーション
国内外の株式や債券、短期金融商品など、異なる性格の様々な投資対象に資産を適切に配分することをアセット・アロケーションといいます。
アセット・クラス
国内株式、国内債券、外国株式、外国債券、不動産、短期金融商品など、投資対象となる資産の種類や分類をアセットクラス(資産クラス)といいます。
委託会社
当社のような、投資信託(ファンド)を運用する会社のことを委託会社といいます。委託会社はファンドの運用方針などを決めてファンドを設定し、受託会社に運用指図を行うことでファンドを実質的に運用します。また、委託会社の役割として、他にも投資家に商品の内容を説明する書類(目論見書)や運用内容・結果を説明する書類(運用報告書・適時開示資料)の作成やファンドの時価(基準価額)を毎営業日算出することが含まれます。
インデックス
インデックスは、指数とも呼ばれ、TOPIX、日経225、S&P500などをはじめとする株価指数や債券指数、不動産投資信託市場の動きを数値化した指数など、特定の市場の動向を表す指標のことです。
インデックス運用
TOPIX、日経225、S&P500などの市場の指標に連動した動きを目指す運用のことをインデックス運用といいます。
運用会社
当社のようなお客様の金融資産の資産運用を行う会社のことを運用会社といいます。投資信託の運用においては委託会社ともいいます。
運用管理費用
ファンドの販売、運用・投資家サービス、保管・管理等の対価として、ファンドから委託会社、受託会社、および販売会社がいる場合には販売会社に対して支払われる報酬をまとめて運用管理費用又は信託報酬といいます。運用管理費用(信託報酬)は日々信託財産から差し引かれます。
運用報告書
ファンドがどのように運用され、どのような結果となったのかを決算ごとに投資家(受益者)に報告する説明書類を運用報告書といいます。運用報告書には、ファンドの状況が簡潔にわかりやすく記載されていて、受益者全員に交付される「交付運用報告書」と、ファンドの状況が詳細に記載されている「運用報告書(全体版)」の2種類があります。当社が設定・運用する各ファンドの運用報告書は、当ウェブサイトのファンド情報の各ファンドのページに掲載していますのでご覧ください。
運用方針
ファンドごとにどのような運用を行うかを定めた方針を運用方針といいます。各ファンドの投資信託約款において運用の基本方針が定められ、ファンドの目論見書には、どのような投資対象にどの程度投資、どのような手法を用いるか、また、為替ヘッジを行うかなど、ファンドの特色を含めた運用方針が記載されています。各ファンドの運用は、それぞれの運用方針に従って運用しています。
エマージング市場
東南アジア、中南米、東欧など、現在経済等が発展中で潜在成長力が期待される新興諸国を称してエマージング市場といいます。一般的に発展途上のため、先進国に比べて高いリターンが期待できる反面、通貨暴落や急激なインフレなどのリスクも高いとされています。
オープン型投資信託
投資信託の内、存続期間の間、原則としていつでも追加購入・換金ができるものを追加型投資信託、またはオープン型投資信託といいます。
価格変動リスク
株式などの有価証券の価格が変動する可能性があることを価格変動リスクといいます。有価証券は市況、需給関係、その銘柄特有の理由等、様々な要因で価格が変動します。そのため、有価証券に投資するファンドにも、その保有する有価証券の価格の変動を受けて、ファンドの基準価額が変動する価格変動リスクがあります。
株式
企業は、立ち上げ時や事業を行おうとする際に手元の資金だけでは足りない場合に、投資家から資金を集める手段としてその企業のオーナー権を発行することができ、その発行した権利を株式といいます。投資家は、株式を買うことでその企業の事業資金を出資し、株式を売却することで換金できます。
為替ヘッジ
為替ヘッジは、外貨建資産を組み入れたファンドの為替変動リスクを小さくするためにとる運用手法です。当社のトラノコ・ファンドでは、外貨建資産に投資しているため、米ドル建の実質的外貨建資産に対して小トラと中トラは50%~100%、大トラは0%~100%の範囲で為替ヘッジを行い、為替変動リスクの低減を図っています。
為替リスク
外貨建資産に投資することにより、円ベースでの価格が為替相場の変動に影響を受けるリスクのことを為替リスクといいます。為替相場は、各国の経済状態や金利動向、市場の需給などの様々な要因によって日々変動します。
監査報酬
投資信託は、計理が適切に行われているか、ファンドごとに第三者である監査法人に監査を受けており、その監査を受けるために支払われる報酬を監査報酬といいます。監査報酬は信託財産から支払われます。
カントリーリスク
投資対象の国や地域の政治、経済、および社会情勢の変化や新たな取引規制ができた場合などの影響を受け、価格が変動する可能性があることをカントリーリスクといいます。
金利リスク
景気や経済情勢などの影響を受けて金利が変動し、それに伴い債券価格が変動するリスクを金利リスクといいます。一般的に、金利が上昇すると債券価格は下落し、金利が低下すると債券価格は上昇します。
クオンツ運用
高度な数学を用いて市場のデータを数量的に分析した結果に基づいて投資判断を行う資産運用手法をクオンツ運用といいます。トラノコ・ファンドI、II、IIIはすべてクオンツ運用で運用しています。
口数
投資信託の購入や解約を行う際の受益権の取引単位を口数(くちすう)といいます。一般的に、投資信託は設定当初1口=1円で運用がスタートするものが多く、その場合、投信の値段である基準価額は1万口あたりで表示されます。トラノコファンドも当初元本1口=1円で設定されています。
決算日
ファンドの計算期間の最終日のことを決算日といいます。投資信託では、前決算日の翌日以降から決算日までの運用の状況が運用報告書で説明されています。
公社債
国や地方公共団体等公的組織や、企業が発行する債券のことをまとめて公社債とよびます。
コモディティ
金・プラチナ等貴金属類、原油・ガス等エネルギー類、大豆等穀物類などの「商品」のことをコモディティといいます。これらの商品は世界の商品取引所で先物等の取引が行われています。コモディティ市況は株や債券等金融資産の市況との連動性が低いのでリスク分散効果があると考えられます。トラノコ・ファンドでもコモディティ指数に連動するETFを組み入れています。
債券
国や地方公共団体、企業などが投資家から資金を借り入れるために発行する有価証券を債券といいます。原則として発行時に決められた条件で、額面に対する利息が定期的に支払われ、満期になると額面金額が払い戻されます。
先物取引
先物取引とは、将来の一定期日に、現在取り決めた価格で商品を売買できる契約のことです。
時間分散
一度にまとめて投資をするのではなく、複数回に分けて投資を行う分散投資の考え方を時間分散といいます。投資タイミングを分散させることにより価格の変動リスクを平準化することができます。ドルコスト平均法は時間分散の考えに基づいた手法のひとつです。
収益分配金
投資信託の決算が行われる際に、運用によって得られた収益を分配方針に従って投資家に平等に支払われる金額を収益分配金又は単に分配金といいます。
受益者
受益者とは、投資信託を購入し、保有している投資家のことをいいます。
受益権
投資信託を保有する投資家が、保有する投資信託の口数に応じて運用収益等の利益を受ける権利を受益権といいます。以前は株券のような券面の形がとられていて受益証券と呼ばれていましたが、現在では電子化されて管理されています。
受託会社
契約型投資信託において、ファンドを設定する投資信託委託会社(委託者)との信託契約により投資信託の財産の管理等を行う信託銀行のことを受託会社あるいは受託銀行といいます
純資産総額
純資産総額は、ファンド全体の資産規模を示す金額です。ファンドに組み入れられている株式や債券等の時価評価、現金・預金、利息・配当金の合計した資産総額から、ファンドの運用に必要な費用などの未払いコストを差し引いて算出されます。
償還
信託の終了に伴い、ファンドの全財産の清算を行い、受益者に金銭が返還されることを償還といいます。
上場投資信託
市場全体の動きを示す指標等に連動する投資信託で金融商品取引所に上場しているものを上場投資信託、又はETF(Exchange Traded Fundの略)といいます。上場投資信託は、通常株式の売買と同じように証券会社を通して市場で売買されています。
トラノコ・ファンドは、世界各国の金融商品取引所に上場されている様々なETFに投資することで、グローバル分散投資を行なっています。信託期間
信託期間とは、投資信託の設定日から信託終了日までの存在期間のことをいいます。
信託財産
ファンドが保有する有価証券や現金などの当該ファンド固有の財産を信託財産といいます。
信託財産留保額
信託財産留保額とは、ファンドを先に解約する投資家が換金する際にかかるコスト分を保有しつづける投資家が負担することから生じる不公平を回避することを目的に、投資家がファンドを解約する際に受取る金額から差し引かれ、ファンドに留保される金額のことです。信託財産留保額が徴収されるファンドとされないファンドがあります。
信託報酬
ファンドの販売、運用・投資家サービス、保管・管理等の対価として、ファンドから委託会社、受託会社、および販売会社がいる場合には販売会社に対して支払われる報酬をまとめて運用管理費用又は信託報酬といいます。運用管理費用(信託報酬)は日々信託財産から差し引かれます。
設定日
投資信託の運用を開始する日を設定日といいます。
追加型投資信託
投資信託の内、存続期間の間、原則としていつでも追加購入・換金ができるものを追加型投資信託、またはオープン型投資信託と呼びます。
ディスクロージャー
ディスクロージャーとは、情報開示のことで、有価証券の発行体が、一般投資家がその経営内容等を十分理解できるだけの十分な情報を開示することを指します。上場企業が公表している有価証券報告書や財務諸表が該当し、法律や取引所ルールで決められているものもあれば、企業が自主的に行うものもあります。投資信託の場合、委託会社が目論見書やマンスリー・レポート、運用報告書などでディスクロージャーを行なっています。
デリバティブ
デリバティブとは、株式や債券、為替などの本来の商品の価格を基準に価値が決まる金融商品の総称です。英語で元々のものから派生したものという意味で、金融派生商品とも呼ばれています。代表的なものとして、先物取引、オプション取引、スワップ取引などがあげられます。
電子交付
金融商品取引業者は、投資家に対し、契約締結前に交付する書面や有価証券の目論見書、取引や残高の報告書など、様々な書面を交付する義務があります。そのような交付書面を紙媒体に代えてインターネット等による電子媒体で交付することを電子交付といいます。
投資信託
多数の投資家から資産運用を行うことを目的に集めたれた資金を一つにまとめ、収益を還元する仕組みを投資信託といいます。一般的には「ファンド」とも呼ばれています。
取引残高報告書
取引残高報告書は、一定頻度で取引残高について投資家に交付される書類のことをいいます。
トラノコでは、取引残高報告書は四半期に一度電子交付されており、「各種設定」の「電子交付書類」の中でご確認いただけます。
取引報告書
取引報告書は、投資家の注文が成立した際に取引内容について投資家に交付される書類のことをいいます。
トラノコでは、取引報告書は電子交付されており、毎月の投資の取引報告書が「各種設定」の「電子交付書類」の中でご確認いただけます。ドル・コスト平均法
ドル・コスト平均法とは、定期的に一定額のファンドや株式の特定の銘柄を購入する投資手法です。一定額で購入するため、価格が高い時には買い付けする量が少なく、安い時には多く買い付けるため、結果として長期的には平均買い付けコストを下げる効果があります。
ノーロードファンド
投資信託の多くは購入の際に販売会社に買付手数料を支払いますが、販売会社によっては手数料を取らない場合もあり、販売会社の手数料が無料のファンドをノーロードファンドといいます。
パッシブ運用
TOPIX、日経225、S&P500などの市場の指標に連動した動きを目指す運用のことをインデックス運用またはパッシブ運用といいます。トラノコの投資先である各種ETFはそれぞれパッシブ運用ですが、トラノコのファンドマネージャーはETFにどれだけ投資するかの投資判断をしているため、トラノコ・ファンド自体はアクティブ運用となります。
パフォーマンス
パフォーマンスとは、資産運用の世界では、投資の運用実績・運用成果のことをいいます。ファンドのパフォーマンスは、マンスリー・レポートや運用報告書でご確認いただけます。
バランスファンド
日本株だけ、債券だけというひとつの資産だけに投資するのではなく、異なる複数の資産や地域などにバランス良く投資する投資信託のことをバランスファンドといいます。トラノコ・ファンドは、国内株式、国内債券、外国株式、外国債券、コモディティ、REIT等、幅広く分散しているバランスファンドです。
ファミリーファンド
ファミリーファンドとは、複数のファンドの資金をまとめて運用する仕組みのことをいいます。一般の投資家が購入するファンドは「ベビーファンド(子ファンド)」と呼ばれ、ベビーファンドの資金は「マザーファンド(親ファンド)」と呼ばれる投資信託に投資し、マザーファンドで株や債券等の資産に投資して実質的な運用を行います。トラノコ・ファンド もファミリーファンド方式を採用しています。
ファンド
多数の投資家から資産運用を行うことを目的に集めたれた資金を一つにまとめ、収益を還元する仕組みをファンドといいます。投資信託も、一般的には「ファンド」と呼ばれています。
ファンドマネージャー
ファンドマネージャーは、運用会社でファンドの運用を行う専門家のことで、ポートフォリオ・マネージャーともいいます。ファンドマネージャーの主な業務は、ファンドの運用方針に沿って、市場や銘柄の情報収集・分析、投資銘柄の選定、組み入れ比率や売買のタイミングを検討し、具体的な投資判断を行なって投資家からお預かりしている資産を運用することです。
複利効果
投資で得た収益を投資元本に上乗せして再び投資することで、利益が利益を生んで膨らんでいくことを複利効果といいます。
不動産投資信託
多数の投資家の資金を集めて、商業施設やオフィスビル、住宅などの不動産に投資し運用する投資法人・投資信託を不動産投資信託といいます。英語ではReal Estate Investment Trust の頭文字を並べてREITとよばれているため、日本でもREIT/リートという呼び方が定着しています。
分散投資
投資資金を特定の資産、国、銘柄等に集中的に投資するのではなく、様々な投資対象に分散させることでリスクを低減する投資手法を分散投資といいます。
分配金
投資信託の決算が行われる際に、運用によって得られた収益を分配方針に従って投資家に平等に支払われる金額を収益分配金又は単に分配金といいます。
ベビーファンド
ベビーファンドとは、ファミリーファンド方式を採用しているファンドのうち、実際に一般と投資家が購入できるファンドのことで、子ファンドともいいます。複数のファンドの資金をまとめて運用する仕組みであるファミリーファンド方式では、ベビーファンドの資金は「マザーファンド(親ファンド)」と呼ばれる投資信託に投資し、マザーファンドで株や債券等の資産に投資して実質的な運用を行います。トラノコ・ファンド もファミリーファンド方式を採用しています。
ポートフォリオ
投資家が保有する金融資産全体や具体的な運用商品の組み合わせのことをポートフォリオといいます。ポートフォリオとは、英語の紙ばさみという意味もあり、もともと欧米で証券の保管に紙ばさみが使われていたことに由来するといわれています。投資信託の場合には、あるファンドが保有する資産のことを指すこともあります。
マザーファンド
マザーファンドとは、ファミリーファンド方式において複数のベビーファンドの資金をまとめて運用するファンドのことで、親ファンドともいいます。マザーファンドでベビーファンドの資金をまとめて運用することにより、ベビーファンドの資金を個別に運用するよりも効率的な運用を行うことができます。トラノコ・ファンド もファミリーファンド方式を採用しています。
申込手数料
投資信託を購入する際に販売会社に支払う手数料を申込手数料、または販売手数料といいます。
目論見書
目論見書とは、投資信託の募集・販売の際に用いられる投資信託の運用方針や特徴、募集要項や費用などを記載した説明書のことで、投資信託説明書ともいいます。委託会社は、投資家が投資信託を理解し、十分検討できるように、募集・販売に際して目論見書を作成・交付することが義務付けられています。
約定
有価証券の取引が成立することを約定といいます。投資信託においては、投資家の取引の申し込みに基づいたファンドの設定・換金のことを約定といいます。
リート
多数の投資家の資金を集めて、商業施設やオフィスビル、住宅などの不動産に投資し運用する投資法人・投資信託を不動産投資信託といいます。英語でReal Estate Investment Trust の頭文字を並べてREITとよばれているため、日本でもREIT/リートという呼び方が定着しています。
リスク
資産運用の世界において、リスクは収益(リターン)の不確実性を意味します。リスクとリターンは相関関係があり、一般に高いリターンをねらうにはリスクも高くなり、リスクが低いとリターンも低くなります。
リターン
資産運用の世界において、価格が変動する金融商品に投資した結果、元本を上回ったときに得られる収益のことをリターンといいます。
ETF
市場全体の動きを示す指標等に連動する投資信託で金融商品取引所に上場しているものを上場投資信託、又はETF(Exchange Traded Fundの略)といいます。上場投資信託は、通常株式の売買と同じように証券会社を通して市場で売買されています。
トラノコ・ファンドは、世界各国の金融商品取引所に上場されている様々なETFに投資することで、グローバル分散投資を行なっています。
REIT
多数の投資家の資金を集めて、商業施設やオフィスビル、住宅などの不動産に投資し運用する投資法人・投資信託を不動産投資信託といいます。英語ではReal Estate Investment Trust の頭文字を並べてREITとよばれているため、日本でもREIT/リートという呼び方が定着しています。