トラの知恵

年代別の平均貯金額はいくら?貯めるコツや資産運用についても解説

貯金の平均額は世代ごとに違います。急な出費や老後に備えられる十分な貯金がないと感じているなら、平均貯金額を目標に貯めるのもよい方法です。貯めるコツや資産運用についてもチェックし、貯金を始めてみましょう。

世代別・業種別の平均貯金額はいくら?

自分と同世代の人や同じ職種で働いている人は、どのくらい貯金をしているか知っていますか?貯金を始めるなら、まずは平均貯金額を見てみましょう。目標の設定に役立ちます。

年代別の平均貯金金額

2019年の『国民生活基礎調査』によると、年代別の平均貯金額は下記の通りです。

  • 20代:179万8000円
  • 30代:530万円
  • 40代:650万9000円

加えてどのような仕事に従事しているかによっても、平均貯金額は変わります。『家計の金融行動に関する世論調査』では、中央値として下記の結果が出ています。

  • 建設業:500万円
  • 製造業:636万円
  • 宿泊・飲食サービス業:368万円
  • 医療・福祉:396万円
  • 農林魚鉱業:486万円

参考:2019年 国民生活基礎調査の概況 P13|厚生労働省

参考:家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和2年)|Excelファイル|シート0004|金融広報中央委員会「知るぽると」

貯蓄額は増加傾向

総務省の『家計調査報告』を見ると、貯蓄額は増加傾向にあると分かります。調査したのは2人以上世帯の貯蓄額です。全世代の平均貯蓄額はもちろん、40歳未満も40代も同じように増加傾向であると分かります。

  全世代 40歳未満 40~49歳
2018年 1752万円 600万円 1012万円
2019年 1755万円 691万円 1076万円
2020年 1791万円 708万円 1081万円

 

参考:家計調査報告(貯蓄・負債編)-2020年(令和2年)平均結果-(二人以上の世帯) P14|総務省

どうして貯金が必要なのか

どの世代でも、仕事に関係なく数百万円以上の貯金をしている人がおり、平均貯金額は増加傾向だと分かりました。ではこの貯金は何のためのものなのでしょうか?

働いていれば日々の暮らしは貯金なしでも成り立ちます。それでも貯金が必要な理由を見ていきましょう。

急な出費に対応するため

いつも通りの暮らしだけであれば、貯金の必要性をそれほど感じない人もいるかもしれません。給料の範囲内で暮らせれば、困ることもないでしょう。

しかし急な出費が発生したらどうでしょうか?離れて住む親が倒れ、急きょ帰省しなければいけないかもしれません。冠婚葬祭で出費がかさむタイミングもあります。

病気やけがでの入院や、家電の買い換えなどが発生する場合もあるはずです。このようなときに貯金がなければ、生活費を割いて払わなければいけません。

貯金があれば必要なお金をすぐに工面できます。キャッシングやカードローンの利用で家計がピンチに陥ることもありません。

年金問題が深刻化

老後資金のためにも貯金は必要です。「年金を支払っているから大丈夫」と考えている人もいるかもしれません。しかし受給開始年齢は段階的に65歳へ引き上げられています。

さらに2022年4月からは、繰り下げ受給が75歳までできるようになると決まっています。今後も受給開始年齢は引き上げられ、退職後の無収入期間が長引く可能性もあるでしょう。

加えて『老後2000万円問題』も指摘されています。平均的な年金収入では、老後に必要な生活費をまかないきれないという問題です。

平均寿命の延びにより老後が長くなるほど、生活費の不足分はかさんでいきます。十分な貯金がなければ、老後破綻に陥るかもしれません。

上手に貯金するコツは?


貯金にはコツがあります。コツをつかんで取り組めれば、生活費の無駄が見えてくるはずです。これまでより早いペースで貯金できるでしょう。

月ごとの収支と支出の見直し

効果的に貯金をするなら、まずは毎月の収入と支出を把握しましょう。どれだけ使っているか分からないままでは、家計を改善しようがありません。

支出が収入より多く毎月赤字になっていると分かれば、まずは黒字にすることから始めようと目標を立てられます。さらに何にどれだけ使っているか把握すれば、無駄な出費の見直しも可能です。

初めから1円単位で管理する必要はありません。まずはざっくりでよいので、全体を把握し出費の無駄を省くことから始めましょう。

必要金額を算出して計画を立てる

「40歳までに1000万円」というように、必要な金額を目標に設定すると、より計画的に貯金しやすくなります。30歳の人が40歳までに貯金額1000万円を達成しようと思ったら、1年間の貯金額は100万円です。

1カ月に約8万3000円貯めればよいと分かります。金額が具体的になれば、それに向けて計画を立てやすくなるはずです。

貯金額をシミュレーションできるサイトもあります。この結果を参考に貯金を始めるのもよい方法です。

資産運用も視野に入れる

普通預金や定期預金の金利は低い状態が続いています。そのためコツコツ貯金しても、なかなか資産が増えないと感じる人もいるでしょう。

効率的な資産作りを目指すなら『資産運用』も取り入れるのがおすすめです。株式や債券といった金融商品で資金を運用する場合、元本保証がありません。

しかしその分、高利回りで運用できる可能性があります。運用がうまくいけば、普通預金や定期預金と同額の資金でも、大きな資産を作れるかもしれません。

資産運用に取り組むなら、あらかじめ基本的な知識を勉強しておくよいでしょう。

貯金を殖やすための資産運用方法


効率的な資産作りには資産運用が役立つと分かりました。しかし初めての資産運用は「何から始めればよいか分からない」「やったことがないから不安」と感じる人もいるでしょう。

そこで初めてチャレンジする人にも取り組みやすい運用方法を3種類紹介します。

おつり投資「トラノコ」

手軽に資産運用を始めるなら、アプリでコツコツ投資できる『トラノコ』がおすすめです。3種類のトラノコファンドは、どれも世界中のさまざまな金融商品へ分散投資できるように構成されています。

トラノコはお買い物金額の端数を「おつり」と見立てて投資できるのが特徴です。日ごろ使っている提携の家計簿アプリや、クレジットカード・ECサイトを登録すれば、お買い物データと「おつり」が更新されます。

更新された「おつり」を使い、ワンクリックで投資できる手軽さです。ほかにポイントやマイルを使っても投資できます。

月額300円の利用料を3カ月間無料で使えるため、まずは気軽にチャレンジしてみるとよいでしょう。

投資信託

株式や債券の銘柄を自分で選び、バランスよく分散投資するのは難しいでしょう。そのようなときに役立つのが『投資信託』です。

投資家から集めた資金を一つにまとめ、ファンドマネージャーと呼ばれるプロが、運用方針に基づいて運用します。取引単位が小さいのも特徴です。

株式を購入する場合には数十万円の資金が必要なケースもあります。一方、投資信託であれば、100円から投資できる商品もあるため、まとまった資金を用意できなくても資産運用が可能です。

積立投資

『積立投資』も初心者におすすめの資産運用方法の一つです。積立貯金のように、毎月一定金額ずつ自動的に購入します。

少額ずつ長期間買い続けるため、買い時を見定める必要がないのもよい点です。価格が上がったときには買える量が少なくなり、下がったときには多くなるため、自動的に購入量が調整されます。

平均購入単価が低く抑えられるため、結果的にリスクを回避可能です。一度積立投資を申し込めば、あとは放っておけるため、投資に使える時間が少ない人にも向いています。前述のトラノコでも積立投資が可能です。

まとめ

平均貯金額はどの世代でも増加傾向です。万が一の事態への備えのほか、年金だけでは不足しがちな老後資金作りという目的もあります。

貯金を始めるには、まず収支を把握しましょう。その上で支出の見直しが必要です。無駄を省けば家計を黒字化でき、貯金できる体制が整います。

また普通預金や定期預金でコツコツ行う貯金と並行し、資産運用を取り入れるのもよいでしょう。初心者であれば、投資アプリのトラノコや、投資信託・積立投資もおすすめです。

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