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貯金ゼロからお金を貯める4ステップをチェック!投資のメリットも

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貯金ゼロの人は、20~40代のどの世代にも一定割合はいます。現時点で貯金がない人は、どのようなステップで資産形成していけばよいのでしょうか?分かりやすく4ステップで解説します。効率的な資産形成に役立つ投資についても見ていきましょう。

貯金ゼロの人はどのくらいいる?

「お金を貯める習慣がなかったから」「十分な収入がないから」など、さまざまな理由で貯金ゼロの人もいるでしょう。実際に貯金がない人はどのくらいいるのでしょうか?

20代、30代、40代の貯金ゼロの割合

2021年の『家計の金融行動に関する世論調査』によると、貯金を含め金融資産をまったく保有していない世帯の割合は以下のとおりです。

年代 単身世帯 2人以上世帯
全体 33.2% 22.0%
20代 39.0% 37.1%
30代 36.3% 22.7%
40代 35.7% 24.8%

 

比較すると、貯金ゼロの世帯は世代を問わず単身世帯の方が高い割合の傾向です。特に30・40代では10%以上の差が開いています。
ただし20~40代のどの世代でも、単身世帯・2人以上世帯にかかわらず、貯金ゼロの世帯が一定割合は存在しています。

参考:令和3年(2021年)家計の金融行動に関する世論調査|知るぽると

貯金ゼロから資産形成する4ステップ

現時点で貯金ゼロだとしても、適切な目標を立て、仕組み作りをすれば、資産形成は可能です。どのような手順で貯金を始めると成果が出やすいのでしょうか?資産形成の手順を4ステップで紹介します。

ステップ1「貯金の目標を定める」

あなたはなぜ貯金を意識し始めたのでしょうか?まずは貯金をしたいと考え始めた理由を思い返してみましょう。それが目標になるはずです。

例えばマイホームを建てるために頭金を貯めたいと考えているなら、頭金の目標金額を設定し、貯金を始めます。現在30歳で35歳までにマイホームを建てる目標なら、5年間で頭金を貯めなければいけません。

頭金300万円が目標なら、1年間に60万円です。1カ月あたり5万円を貯められれば、計画通り貯金できます。目標が定まると、必要な金額と時期がはっきりするため、毎月の貯金額を具体的にイメージしやすいでしょう。

具体的な目標がないなら、まずは生活防衛資金として生活費の3~6カ月分を貯めるのもおすすめです。

ステップ2「収支の現状を把握する」

目標を立てたら、次に収支の現状を把握しましょう。毎月いくら収入があり、そのうちのいくらを何に使っているのかをはっきりさせます。

収支を把握するには、家計簿を利用するとよいでしょう。ノートタイプの家計簿のほか、スマホで管理できる家計簿アプリもあります。アプリならクレジットカード連携で、入力の手間が省けるものもあり便利です。

ステップ3「支出の無駄を減らす」

家計簿で支出を把握したら、無駄遣いをしていないか見直します。例えば、飲み会代やコーヒー代・コンビニ代などに、あまり意識しないうちにたくさん使っていないでしょうか?支出が多すぎると感じるなら、少しずつ減らしましょう。

同時に固定費も見直すのがおすすめです。通信費は携帯電話を大手キャリアから格安SIMへ変更するだけで、数千円の節約につながるケースもあります。

現時点で「余裕がないから貯金は無理」と感じていても、収支を把握し支出を減らすことで、減らした分を貯金へ回せるはずです。

ステップ4「貯金の仕組みを作る」

貯金の『仕組み化』も重要なポイントといえます。支出を減らす努力をしたら、減らした分を『先取り貯金』で確実に貯めるのが得策です。

専用口座を作り給料日に貯金する分を入金してもよいですし、銀行の『自動積立』を利用してもよいでしょう。また勤務先に『財形貯蓄』があるなら、制度を利用するのもおすすめできる方法です。

先に貯金を確保し、残りのお金で生活費を捻出する仕組みにすれば、「つい使ってしまった」という事態を防ぎやすくなります。

効率的な資産形成には投資も活用


毎月確実に貯金していても、低金利が続いている状況下では、なかなかお金は増えません。効率的な資産形成を目指すなら、投資も活用しましょう。初心者でも少額からチャレンジできます。

早く始めるほど効率的に資産を増やせる

投資は早く始めて長く続けるほど、複利効果で資産を形成しやすいといわれています。複利とは元本についた利息を再投資することで、利息にもさらに利息が付くことです。

仮に1万円を年率5%で運用できたとすると、1万500円になります。次に投資するときは、付いた利息も含め1万500円を投資し、5%で運用できたすると1万1,025円になります。

1回目の利息は500円でしたが、2回目の利息は525円になっており、どんどん増える金額が多くなっていくのが分かるでしょう。もちろん、投資にはリスクがありますので、元本割れする可能性も期待通りの利率で運用できない可能性もあります。よって、投資対象を分散し、過度なリスクを取らないようにすることが重要です。加えて投資期間が長いほど、全期間を平均した収益率は安定する傾向にあります。

手軽に投資できる「トラノコ」がおすすめ

初めて投資に取り組むなら、手軽に始められる投資アプリ『トラノコ』がおすすめです。トラノコはプロのファンドマネージャーが運用する3つの投資信託「小トラ」「中トラ」「大トラ」から一つを選ぶだけで世界の資産に幅広く分散投資できる資産形成サービスです。最低投資額を設定し定額積立をすれば、毎月簡単に投資信託であるトラノコ・ファンドを買い増していけます。

株式投資の銘柄選びのような複雑さがなく、運用をプロのファンドマネージャーに任せられるため、初めての投資でも取り組みやすく、スムーズに始められます。貯金と同時に投資にもチャレンジするなら、まずはトラノコから始めてみましょう。

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まとめ

貯金ゼロの世帯は20~40代のどの世代にも、一定割合は存在します。特に単身世帯は多い傾向です。現時点で貯金ゼロであっても、目標設定・収支の把握・無駄を減らす・貯金の仕組み化の4ステップで、貯金できる状態を整えられます。

ただし貯金だけでは、十分な資金を貯めるのに時間がかかるでしょう。そこで投資も活用するのがおすすめです。できるだけ早く始めることで、複利の効果を生かし効率的に資産形成できます。

初めて投資にチャレンジするなら、まずはトラノコのダウンロードから始めましょう。

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