「収入を増やしたい」「自分が活躍できる場を広げたい」など、さまざまな理由で副業に取り組む人が増えています。インターネットを活用すれば、初心者でも気軽に副業を始めることが可能です。

今回は、ネット副業の魅力やお金の稼ぎ方、注意点について解説します。

ネット副業とは

ネット副業とは、インターネットを活用して行う副業のことです。さまざまな種類があり、パソコンやスマホで気軽に始められるため、注目度が高まっています。ネット副業で本業以外の収入源を確保できれば、将来への不安が軽減・解消されるでしょう。

ネット副業の魅力

「副業なんて自分には無理」と思う人もいるかもしれません。しかし、ネット副業には以下のような特徴があるため、初心者でも気軽に挑戦できます。

初期費用が小さい

副業のために店舗を借りたり、従業員を雇ったりすると多額の初期費用が必要です。副業がうまくいって収入を得られるようになっても、初期費用の回収に時間がかかってしまいます。

ネット副業はインターネット環境とパソコン、スマホがあれば始められるので、初期費用が小さく済みます。

ネット副業は、時間や場所に縛られないのも魅力です。通勤時間や就業後などのスキマ時間、休日を利用して取り組めます。自宅やカフェなどで作業ができ、「地方は都心より稼げない」といった地域格差が少ないのも特徴です。

特別な知識・スキルは不要

ネット副業では、特別な知識やスキルがなくても始められる仕事が多くあります。できそうな仕事や興味がある仕事を選び、気軽に試してみるといいでしょう。

 

ここでは、初心者でも始めやすいネット副業・お金の稼ぎ方を7つ紹介します。簡単に稼げるわけではありませんが、専門知識やスキル不要で始められるため、初めての副業に最適です。

ポイ活

ポイ活とは、買い物やサービス利用などでポイントを貯めることです。貯めたポイントは現金や電子マネーに交換したり、直接支払いに利用したりできます。

副業としてポイ活に取り組むなら、ポイントサイトを利用するのがおすすめです。「アンケート」「会員登録」「クレジットカード発行」など、さまざまな案件を扱っており、手軽にポイントを貯められます。

ただし、1つの案件で貯まるポイントは少ないため、コツコツ作業を進める必要があります。まずは、大手ポイントサイトに登録することから始めましょう。

データ入力・文字起こし

データ入力は情報や数字などのデータを入力する仕事、文字起こしは音声データや動画を聞きながらWordなどに書き起こす仕事です。データ入力の場合、「商品データをExcelにまとめる」「企業情報を収集して所定のフォームに入力する」などの仕事があります。

パソコンを使った文字入力ができる人であれば、誰でも仕事ができます。単純作業や事務作業が好きな人におすすめです。

しかしながら、単価が低い案件が多く、まとまった報酬を得るにはかなりの仕事量をこなす必要があります。

仕事を探すときは、クラウドソーシングを活用するといいでしょう。クラウドソーシングとは、インターネット上で仕事を発注したい人と引き受けたい人をマッチングさせるサービスです。

ネットフリマ・オークション

ネットフリマ・オークションとは、インターネット上で不要品を売却して収入を得る方法です。

ブランド物やゲームなどの不要品がある場合、フリマアプリやオークションサイトに出品すれば、リサイクルショップなどに持ち込むより高く売れるかもしれません。部屋を片付けながら、不要品を売却して収入を得られるのも魅力です。

一方で、梱包や発送に手間がかかります。また、中古品を仕入れて販売する場合は、古物商許可の取得が必要なケースもあるため注意しましょう。

Webライティング

Webライティングとは、企業のメディアやブログなどに掲載する文章を執筆する仕事です。

クライアントからの要望に沿って、商品やサービスの見込み客にアプローチする記事などを作成します。ジャンルは幅広く、文章量や執筆内容によって報酬は異なります。パソコンさえあれば、誰でも仕事を始められるのもメリットです。

とはいえ、継続して依頼を受けるには、読みやすい文章を書ける能力や執筆内容について調査するリサーチ力が求められます。

Webライティングは、文章を書くことが好きな人におすすめです。仕事を探す際は、クラウドソーシングを活用するといいでしょう。

ブログ（アフィリエイト）

ブログ（アフィリエイト）は、自分で作成したブログにアフィリエイト広告を掲載して収入を得る方法です。

ブログに掲載した広告から商品やサービスが購入されると、報酬を得られる仕組みになっています。ブログをコツコツ更新し、広告閲覧数が増えれば、まとまった収入を得られる可能性があります。

難点としては、収入を得るまでに時間がかかることと、たくさん作業をしても、ブログへのアクセス数が増えなければ収入につながらない点が挙げられます。

電子書籍の執筆

電子書籍を執筆し、インターネット上で販売して収入を得る方法です。紙の本を出版するのはハードルが高くても、電子書籍なら自分の知識や経験、考え方などをまとめて簡単に書籍化できます。

電子書籍を販売できるプラットフォームを利用すれば、販売数やページの閲覧数に応じて収入を得られます。うまくいけば、電子書籍が紙の本の出版につながるかもしれません。

とはいえ、告知や宣伝をせず、単に電子書籍を販売しても、読んでもらえる可能性は低いでしょう。SNSやブログを活用した宣伝活動が必須といえます。

YouTuber

YouTuberは、YouTubeで動画を配信して広告収入を得る方法です。動画に広告を入れることにより、再生回数に応じて収入を得られます。趣味や興味のあることを動画で配信し、チャンネル登録数が増えれば、安定した収入源となるかもしれません。

ただし、最初はほとんど収入を得られないケースが多いでしょうから、登録数や再生回数が増えるまでコツコツ動画をアップしていく必要があります。