トラの知恵

「ローマは一日にして成らず」- 宇都宮ブレックス #13 渡邉裕規、Bリーグ ファイナルとお金について語る

 

プロバスケットボールBリーグ2020-21シーズン ファイナルに進出した宇都宮ブレックス。惜しくも準優勝に終わったが、第3戦の最後の最後までどちらが勝つかわからないゲームを相手チーム千葉ジェッツと展開した。今シーズン、何度も「ナベタイム」と呼ばれる3ポイントシュートなどの活躍でチームを引っ張ってきた渡邉裕規選手(33)に、2020-21シーズン ファイナルの感想と、バスケットボール選手のお金の事情について聞いてみた。

コロナ禍で戦った2020 – 21シーズン

Bリーグ初年度に続き、2度目のファイナルに出場した#13 渡邉選手。ベテランと言われる域に達した今回は4シーズン前のファイナルの戦いとはかなり感覚が違ったという。

「初年度のファイナルは一瞬だった感じが強く、1試合で優勝が決まったので、より難しかったと思います。

今回のファイナルの相手、千葉ジェッツは、勢いに乗らせてはいけないチーム。アウトサイドの富樫選手も、新加入のショーター選手も、ファストブレイクの得点が増えると手をつけられない勢いがありました。レギュラーシーズンでも対戦しており、相手の癖みたいなのも分かっていましたが、ダンカン選手や今回のMVPに選ばれたサイズ選手、エドワーズ選手などのリバウンドの強さ、コー・フリッピン選手などのアウトサイドからリバウンドで飛び込んでくる能力の高さに、第1戦目はかなり苦しめられました。

でも今回は2戦先勝方式でしたので、1戦目で負けてもポジティブに気持ちを切り替えて、そういう局面で試合を楽しむことができました」

コロナと向き合いながら行われた2020 – 21シーズンは、今までになく大変で、苦労した面も多かった。しかし、宇都宮ブレックスは東地区で優勝し、レギュラーシーズンはリーグ最高勝率の成績を残した。

「ブレックスは唯一全ホーム戦で有観客で行うことができ、良いシーズンを送れました。これはファンの皆さまのお陰でできたことであり、いつも本当に感謝していますが、今シーズンは特に感慨深く、普段から応援してくださる皆様やスポンサーその力をより感じられるシーズンで、心から感謝しています」

 

雇用形態の変化で大きく違うお金への向き合い方

渡邉選手は、2009年にパナソニック トライアンズに入部し、2011年には日本代表に選出されるという華々しい経歴をもつ。パナソニック トライアンズが2013年で休部となったため、栃木ブレックス(現 宇都宮ブレックス)に移籍し、2016-17シーズン終了後に一度引退したが、2017年11月に現役復帰した。そんな渡邉選手はお金とどのように付き合っているのだろうか。

「ブレックスに入る前の3年間、会社員であった間は会社の福利厚生があり、自分でお金を管理するというより、どちらかというと会社が管理してくれているという感じでした。しかし年俸制のプロになり、自分で保険に入ったり、自分で銀行に預けて貯金したりと、自分で管理するようになり、雇用形態によってずい分違うことを認識しました。

ただ、アスリートにとって一番大事なのは、やめてからではないでしょうか。Bリーガーだけでなく、NBAのトッププレイヤーでも、現役時代には莫大なお金を稼いでいても、その後自己破産した人もいますから、引退してからお金のやりくりをどうするかという問題に直面するのではないでしょうか」

お金の使い方は人それぞれだが、渡邉選手自身も、プロ引退後の生活についてすでに考えているという。

「僕は栃木県出身ではないのですが、様々な体験をさせてくれて今まで育ててくれたこの栃木の地に感謝しているんです。栃木県は東京からも近く、世界遺産もあって、魅力的な土地です。引退後もお世話になった方々と繋がりを大事にして栃木でのんびりと過ごしたいですね。そのためにはお金が必要だと思っています。

今まで資産形成について考える時間はあまりなかったのですが、周りで投資をやっている人も多く、銀行に預けるだけでなく、投資などで資産形成をしていかなくてはいけないという話も聞きます。ただ、そこに一歩踏み出すというのはなかなか難しいですよね」

そういう渡邉選手に、様々なポイントやANAマイルを投資に回せる少額投資アプリのトラノコはどう映るのだろうか。

「投資というと、大口の額を投資しないといけないのではないか、そもそも投資をするということが身の丈に合っているのかと考えたりしますが、スマホのアプリで、かなり少額から投資できるというのは、リスクの軽減になって始めやすい気がします。ドンとお金を用意して投資というより、おつりや中途半端に残って余ったポイントを自動的に投資できるというのはいいですよね。おつりを貯めた投資額が大きすぎたら、減らすという選択もできますし。かなり簡単に始められて安心感もあって、投資ができるというのは素晴らしいですね。歩数計アプリのマネーステップと連携すると、歩いて獲得したポイントも投資できて、結果的に健康につながるのもいいですね。

僕もトラノコ に出会うまでは、あまり投資のことはよくわからなかったのですが、そんなに大きいお金でなくても、僕みたいな素人でも簡単に、思っている以上にライトに始められるアプリであることがわかったので、これを機に始めてみたいと思います」

 

コツコツ積み上げてきたことこそが力なり

バスケットボールファンを釘付けにしたファイナル。Bリーグという長いシーズンを戦い、決勝まで勝ち進んだ渡邉選手に大事な場面に向けた対策への持論を聞いた。

「バスケに限らず、何事でもそうでしょうが、決勝までいった、来週決勝だからそのためにこうしようと、直前にやった対策で、たまたま結果につながることもあるかもしれませんが、『決勝だから、そこに臨むために』と言っている時点でもう遅く、やはりやってきたことの歴史や重み、深みがないとダメなのではないかと思います。『ローマは一日にして成らず』と言われる通り、まさに決勝に行くまでに1年という時間をかけてやってきた練習や、日々コツコツ積み上げてきた経験こそが大事な場面で役立つ力になるのだと思います」

時間をかけてコツコツと少しずつ積み上げていく―トラノコの資産形成にも通じるものがある。2021-22シーズンの優勝を目指して今から頑張ってほしい。

 

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